2018.9.10 第47話

住宅プランニング

住宅デザインプラン、3棟目。
 
昨年末から住宅のプランを依頼されるようになった。インテリアショップの外観リニューアルをお手伝いしたのがきっかけなのだが、ショップのオーナーの自宅を含め、これで3棟目。
 
ご存知のように、papaは設計士の資格はなく、そのような仕事に携わっていたわけではないのだが、前職場が「建築」をやっていたこともあり、すぐ横で見ていて興味を持っていたことは確かだ。自宅(ログハウス)のプランもパパが立てたわけではないが、設計士さんにお願いしたことは二つだけ。「この土地の勾配(10/1)を触らないでこのまま、この傾斜を生かして建てて欲しい。」と「二人の娘の部屋の環境(陽のあたりや風通り)を同じにして欲しい。」これだけだった。
 
土地の勾配や形状は、特にこのpapa宅の土地は、長年の自然の中で木々を含めてできたものだと考えたので、「そのまま」使わせてもらうのが良いように思った。根拠はない。「二人の娘の環境〜」は、「そのまま」だ。
 
建築士さんはどう考えるのかは判らないが、住宅プランを依頼されるようになって、最近、その土地を見ると「建物のあるべき姿(フォルム)」が結構明快に浮かんでくるようになった。浮かんでくるというよりは「この場所からあの海が見えると素敵だな?とか、2Fのここに広いデッキがあるとBBQが楽しいな?とか?」その土地のいいところというか?この土地だからこそできる形、見え方、住まい方。そして、このご家族の「暮らしの中の〝核〟になる部分」は何なのか?グラフィックでの〝核〟の探り方にも似ていると思う。
 
少し建築の本でも読もうかな?と住宅プランニングの「考え方偏」の本を探したのだが、「コンセプトの作り方」とか「床の高さを変えて変化をつける」とかテクニック・的なものが多いのだが、、、、。もう少し探してみると「宮脇檀住宅設計塾〜目を養い手を練れ」が面白そうで、出張の往復飛行機の中で読みきった。その中の3章-「敷地を読む/曽根陽子」〜土地の魂を感じる〜設計のスタートは、要求されるスペースの寸法がいくつといった細部の問題ではなく、土地に対して、住宅全体の空間をどう関係付けるか、という全体構想から始まる〜(抜粋)。なるほどやはりそうだよね。共感した。
 
住宅のデザインプランが特別なわけでなく。グラフィックも広告も、0(ゼロ)から形を作るものは、形を作ることから始めるのではなく、その置かれた状況や環境、立ち位置、その魂を強く感じることによって自ずと見えてくる姿が、結果として「良い形」になるのだと思う。
 
上のイラストは、それぞれに区画整理された分譲地。依頼を受けた施主さんは、一区画では狭いので並んだ二つを取得したいとのことなのだが、2m近い段差がある。papa:「これは面白い!シンプルですてきた家ができそうですね。」と描いた、イメージスケッチ。です。空間を共有スペースとプライベートスペースでしっかり分けれそう。屋根は芝生にしようかな?笑
 
◀︎第46話へ  第48話へ▶︎