2018.5.28 第32話

O氏邸完成&外構出張「其の2」

雨の中の「石集め」からだった。泣
ま〜〜その前に、まずは、と、一通り完成したお家を見せていただき、あらためて「田中の我儘言い放題」によくぞここまで、形にして頂いたな〜〜と感謝感激雨霰なのだ(なぜ雨あられと続くのか?)。本当に雨になってしまったが。笑
 
O氏:「石集めの前に、昼飯でも行きますか?」と、新築のO氏邸を出たところだった。お隣?(お向かい?)のK西さん:「たな^かさん?いらしてたんですね?昼飯でも作りま^ひょうか?」と、人なつっこい関西訛りで話しかけてきた。
 
前回(1年前)この土地を拝見しに来た時に、妙に気になっていたお方なのだ。暮らしぶりのセンスがイイというか?暮らしが単なる「生活」ではなくて、意思をもって日々の朝な昼な夕なの「時(とき)」を楽しんでるのが、伝わってきていたのだ。自分と同じ匂いがするのだ。
 
この土地の陽の回り方。風の通り。草木の匂い。鳥たちのくらし。海の見え方。ここが好きでここを選んで「住み家」にしているのがわかるのだ。南側のベージュとオレンジのストライプのタープ。海が見通せる微妙な高さの遮蔽板の塀。絶妙なベージュのVOLVO240(坂の上のこの土地ゆえ、泣く泣く手放したそうだが)。まさに「くらしを楽しむ上級者」なのである。
 
二つ返事で、papa:「いただきます!」。お家に上がると、サーフボードが壁に3本(枚?)なるほど。なるほど。それで鳥取ね。ふむふむ。K西氏:「たな^かさん、発泡酒でもいき^ますか?」と。「ビールいきますか?」ではなくて「発泡酒でもいきますか?」なのだ。ビールと言われたら断っていたかもしれないが(嘘です)気負ってないのだ。日常なのだ。K西氏もすでにいってるらしいが、「気の置けない」というのはこういうことなのだなと。ここも二つ返事で、papa:「いただきます!」。出てきたのは、サントリーの発泡酒。「頂(いただき)」愉快!笑いが止まらない。アルコール度数7%!のせいではないのだ。
 
トマトソースのパスタをたらふく頂き、「頂」をいただき、雨の中、石集めに向かうのだ。ちょうど良い大きさの石を軽トラックで2回運んだ後は、K西氏と3人で温泉、→夜会、→翌日階段の石積み、→職人さんを招いてのO氏邸完成パーティ。と、びっちりお付き合いいただいてしまった。
 
外構作業のための出張の成果を書こうと思ったこの、「その2」のはずが、鳥取の「大竹まこと」こと=K西氏のナイスなキャラクターにすっかり食われてしまった。また会いたい。笑
この家のコラムは、下記URL⇩
http://www.papasdesign.com/cn2/pg1113.html
 
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